2.息子は必ずイジメっ子に育てよ。
最初に言おう。 イジメなんて無くならない。
理由は簡単だ。 人が多数存在するからだ。
人はイジメによって社会の仕組みを学ぶ事になる。
よく聞く言葉がある。 イジメはやめよう。
これは非常に都合の良い話である。
イジメがなくなれば自分がイジメられなくて済む。
結局、これに尽きる。
そしてこれが、今の世の中の本質である。
生徒が何もなく卒業すれば先生は上司に怒られずに済む。
そうしてできた大人が、またこれを繰り替えす。
そういう大人は大成しない。 あなたの息子も将来そうなるだろう。
積極的に勝利へ向かう姿勢が重要
皆で庇い合うのは、弱いからだ。
思い出して欲しい。 学生時代、どんな人が強かったか。
先生から「不良」と呼ばれた人こそ、理想の存在である。
力により威嚇し、攻撃し、人を従える。
この構図、良く見れば会社とよく似ている。
反論できない状況で上司が部下に理不尽な事をやらせる。
パワーハラスメントであるが、訴えればまずクビになるだろう。
だが、これが理想である。 その人は何をやっても良い。
他人をどれだけ不幸にしようが、自分は幸せである。
一握りの幸せな人と、大多数の不幸せな人。
まるで、この世の中を象徴している。 それが勝ち組である。
イジメられない人は不幸になる
最初に言ってしまおう。
イジメを行う人は幸せになり、出来ない人は不幸になる。
散々イジメられて、一度仕返しをしたら少年院送り。
非常にバカバカしい。
もちろん、仕返しをした人の人生は真っ暗だ。
そんな中、イジメた人は悠々と暮らしているだろう。
結局、イジメるかイジメられるかしかない。
「イジメるくらいならイジメられろ」というのが今の風潮だろう。
それは間違っている。 その美徳が子供を不幸にする。
幼少期に人を従えられない人は、成人になっても変わらないのである。
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